頭に入れる

年1更新の映画Blogじゃねえんだぞここは！
…と言いたいところですが、完全に映画Blogに成り果てています。
こんにちは、今年2度目の更新です。
しかもこの記事、先月書いて下書きに入れたまま忘れていました。加筆修正して投稿しよう…。

ここ数年、脳疲労の気があるのは以前Blog書いた通りで。自覚して以来決断の回数を減らし、脳の負担になることを避け、極力健康的な生活を心がけながら、折り合いをつけて生活しています。相変わらず脳が拒否するように物事が頭に入ってこない日もありますが、宥めすかしてコントロールしてうちに意外な打開策が見えてきたので、今回はそんな話です。

先日お友達に非常に有益な教本を教えていただき購入したものの、当初なかなか頭に入らず困っておりました。この時の私は視覚情報に頼り必死に”黙読”をしていたわけなのですが……。そこでふと疑問に思ったんです。「TRPGのシナリオは、いつも頭に入ってるよね？」と。同じ文章なのになんで遊べてんねんと。勉強じゃなくて遊びだから？いやいや、そんな甘えた理由でたまるか！多分やる気以外になにかあるなと、実際にTRPGのシナリオを読んでいるときの自分を思い返してみたのです。

「…あ、声に出してる。」

私が遊ぶTRPGはすべてボイスセッション（文字で会話するチャット形式ではなく口頭で行う形式）で行われています。KPは進行役でありつつ、同時に複数NPCのロール（登場人物の演技）を担当するので、ある程度の読み分け、演じ分けを行う必要があります。私はシナリオを覚える段階でお芝居の読み合わせのように、どこまでがナレーションでどこからがセリフなのかを確認しながら、NPCの個性づけといった役作りを同時に行っています。つまり常時喋り倒しながらシナリオを頭に入れているので、黙読している時間は圧倒的に短いのです。

以前書いた認知特性、私は強いて言うなら視覚優位の3Dカメラ型らしく、物事を映像として頭に入れるほうが得意なようです。しかし文字、特に長文は結構無個性に見えるようで、”出来事”や”場所”のように頭に入れるためのきっかけが少ないように思います。漢字で書かれた氏名等を覚えるのは比較的得意なのですが、長文だとこの特性は活かせないみたい。気づいてからは冒頭だけでも音読することで、文章も本も頭に入るようになり、最近は読書も楽しめるようになってきました。

今年の目標、”自分のためになる事柄には積極的に投資しよう”だったりします。
というのもここ2年位コロナ禍の煽りでなかなかの極貧生活でした。（お恥ずかしい話ですが。）私個人ではなく実家に関連する事情で可能な限りそちらに援助を…と。気づいたのは「貧すれば鈍する」って本当にあるな～ということ。物事の判断が鈍るし、そもそも選択肢が限られる。制約つきで生活するのはバッドステータスがついてるのと同じ状態なんだなと。気分も無駄に落ち込むし。長期的にみれば有益な事柄や、学ぶ機会すらも諦めなければいけなくなってしまう。2年過ぎたからとて急にお金持ちということは全くないのですが…笑
今年は節約もそれなりに楽しみつつ（趣味みたいなところもあるので）、ケチりすぎず積極的な自己投資しようと思っています。何が身になるか、なんの役にたつか、触れてみないとわからないことは意外と多いですもんね。

更に自己投資の一貫として8年契約していたMVNO回線をy.u.mobileに乗り換えました。SIMに加えてU-NEXTの見放題が付帯しています。こちらもAmazon prime Videoで事足りているとケチっていたものの1つでしたが、実はとても制作に良い影響を沢山を貰っていて、今ではもっと早く投資すべきものだったなと感じています。映画ラインナップの多さ、雑誌の読み放題、なにより新作映画の配信の速さの素晴らしいこと…。直近では『ペルシャン・レッスン』とても良かったです。当時、上映館少なかったのが本当に勿体ない出来！