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Release hallucination emiのあれとかこれとか

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1st Album『Nightmare Outbreak』

Release hallucinationによる1st Album『Nightmare Outbreak』
本作にはアルバムの為に書き下ろされた、複数の新曲に加え
絶版となっていた無料配布作品『Dolls/Despairing sigh』
『The Night Before Halation』をリメイクして収録
繰り返される過ちと、逃れられない運命を描く全7曲。
(2015.05.26 release/Illustration:hayu
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どうか 貴方は運命と言う名の悪夢に 飲み込まれませんように…

01.Fate [8:37] All Music:kaorin Lyrics:emi

◆アルバムNightmare Outbreakでは、運命という名の悪夢に絡めとられ、それでも抗い続ける人間の姿を描いています。「Fate」は、作品全体を象徴する内容で、ドラマティックな展開とヘヴィなサウンドが特徴的です。間奏部のSF的なサウンドはRelease hallucinationらしさを内包しているように思います。気に入ってくださる方がとても多い楽曲です。

◆この作品だけは、主人公が人ではない別の存在「運命」です。彼女は愚かしくも美しい人間達を観察しており、次こそ自分の手から逃れて楽しませてくれるかもしれないと、神視点で観察しています。ジャケットイラストに登場する黒い服の女性がこの歌詞に登場する主人公のモデル。服装に蜘蛛のモチーフを取り入れて欲しいとhayu先生にお願いして描いていただき、出来上がったイラストを見て、更にイメージを膨らませて歌詞にしました。歌詞を書いたのはかなり終盤。全体が出来上がってから導入をつけた、みたいな感じです。emiソロ2ndと異なり、本作はオムニバス形式に近いのでアルバムの導入をどうしようかと悩んでいたのですが、全体を見通す存在を登場させることで導入としてみました。
妖しさと女性らしさ(でも非人間)って感じを出したくて、声の向きを工夫した結果、ちょっと抜けが悪くなってしまったのが心残りです。作詞ではメロが難しい箇所がいくつかあるので、譜割りや響きに違和感が出ないよう気を使いました。私はこの曲をとても気に入っています。デモ貰った時にちょっと変な笑いがでました。(すげーのきたなと思って。)

◆kaoruコメント◆
アリアドネ病をひきずってる中、それでもいろいろな手法を試した曲。曲の根幹をなすテーマというかモチーフのようなものを変形、発展させていくことで展開に必然性が生まれてくるのではないか、と自分なりの方向性が見え始めていたけど、手探り状態なのは変わりなく。メトリックモジュレーションまではまだ計画性があったけど、その後の力尽きてやけくそ気味なギターソロをやってしまった。この曲を作り終えてしばらく経った頃、200年も前にその完成型を提示していた人がいたことを知って打ちのめされるのでした。奇しくも”5番”的なタイトルになっているのは本当に偶然。

 

 

02.Dolls [5:56] All Music:kaorin Lyrics:emi

◆Release hallucinationとして始動する前、PHANTAS-MAGORIAスペースにて、名刺代わりに無料配布した0枚目のSingle『Dolls/Despairing sigh』の1曲目。わりとすぐ配布終了してしまった為、再生産のリクエストを多くいただいていました。実は元々録り直してアルバムに収録しようと考えていたので、現在では無事多くの方のお手元に行き届いたのではないかと…。一番最初に収録が決まっていたのもあり、この曲を核にアルバム全体の構成を練りました。わりと王道的なHR/HM曲という印象。

◆歌詞の構想は、たまたま読んだ軍人や兵士のPTSD問題の記事から。この歌詞の主人公は過去の罪に苛まれています。政治的な理由や、なんたかの大義名分によって多くの血が流れたことに納得できず、当時関わった人々を、集団心理的な理由で抗えなかった自分を責め続けていて、精神病棟で悪夢にうなされる日々を送っている、という苦悩のストーリーです。作中では描かれませんが、いつか彼にも救いが訪れるといいなと個人的に思っています。日常に置き換えても似たような心の葛藤は、多くの人に起こっているのではないかと思うので、自分なりの色々な経験から彼の気持ちを創造しています。聴いてくださる皆様も、身近な出来事に当てはめて、彼の苦悩を是非想像してみて欲しいです。「Dolls」というタイトルは歌詞を読んだkaorinがつけたものですが、主人公は自分を”壊れた人形”と比喩しているので、皮肉めいた良いタイトルだなと感じました。歌う際はサビはパワフルに。主人公の訴えとか抗っている苦悩を表現するつもりで歌いました。アルバム版は再録なので、一度完成しているものをもっと良い形で完成させなければいけないから…そういう意味での苦労はありました。でも実はリリハル作品の中で一番自分に合っているのか、最初からすんなり今の形で録れた珍しい曲でもあります。

◆kaoruコメント◆
古い曲。ディストピアと同じく割りと天然気味というか感性で作ったストレートナンバー。そのせいかBメロからサビにかけてちょっと不思議な転調をする。サウンド的には自然とシンフォメタル的な方向になり始めた過度期かもしれない?

 

 

03.Despairing sigh [5:43] Music&Lyrics:emi Arrangement:kaorin

◆「Dolls」と同様、過去にPHANTAS-MAGORIAスペースにて、名刺代わりに無料配布した0枚目のSingle『Dolls/Despairing sigh』の2曲目。私が自分名義のアルバム収録作とは、また違った毛色の曲を作りたいと思って書いたのがこの曲です。原案はもう少しロックテイストのミドルバラードでした。(emiソロの「Monochrome」みたいな印象)アレンジの際に原型のアレンジは残さずRelease hallucinationのサウンドに寄せてくれとリクエストをしました。

◆タイトルは「絶望の溜息」的な意味でつけています。この歌詞の主人公はある面においての自分自身。感情諸々、想像で書いたものではありません。大人になった今でこそ大人も千差万別だなと思うわけですが、そう思えるようになるにはある程度時間がかかるものだと思います。これはそんな現実を受け入れられない子供時代と、受け入れて少し大人になる時期の中間くらいの気持ちを描写している歌詞です。”大人”を見下すような語り口もあるので、なかなか黒い内容の歌詞です。レコーディング時には、多少無垢な印象のイントロ、1A以降は黒い気持ちを必要に迫られて飲み込んだイメージ。出来るだけ丁寧に歌ってしまっている印象が出ないように、音色的にも汚く歌おうという意識が強かったです。納得が行く表現になるまで何度も何度も録りなおしているので、結構時間がかかっています。アルバム版の収録は全体の中でもかなり後半だったので、適度に声もカサついてきていて(笑)この曲で欲しかった印象に近づいてラッキーでした。

◆kaoruコメント◆
これも古い曲、emi曲に多いミドルテンポのダークロック系。emi曲はアレンジ的な意味で曲のカラーが決まるのより先に歌詞がもらえることも多くて、そのせいかこの曲も歌詞世界を重視しつつ作っていったような気がする。

 

 

04.Stare [5:58] Music&Lyrics:emi Arrangement:kaorin

◆私作曲にしては珍しいアップテンポな楽曲。かなり早期に原型が出来ていました。元々V系寄りの趣味なので、そういうテイストが見え隠れしています。DAWをCubaseからStudioOneに変えて、試作を兼ねてつるっと作り、Gtも入れて貰って歌も入れて、早い段階で完成品に近い状態になっていたものの、果たしてこれRelease hallucinationに合うかな?と…。そんな理由で半ばお蔵入りしていましが、アルバム収録時に「曲数ちょっと足りないね、どうしようかな、あっそういえば!(思い出し)」みたいなノリで、まさかの再登場を果たすことに。リリースしてみたら意外と人気曲がありました(笑

◆この歌詞は自分を客観視できない人を皮肉るような内容になっています。詳細なストーリーよりはメロに合うよう、語感のよさを重視して歌詞をのせました。元々サビメロと歌詞は同時進行で作って、後からBメロ、Aメロとさかのぼるように作っていきました。歌はのぺっとしないように、多少派手めに表情をつける努力をしました。でもノリの曲は、歌うのは得意だろうなと思っていました。想像通り全体的に時間はかからなかったのですが、アレンジの関係でドラムのフィルが変わったら、何故かサビへの入りが…何度やっても綺麗に入れなくてwなんでここだけこんなにも出来ないんだぁぁぁと、意外な苦悩があったりなかったり。Release hallucinationでは曲を作った人に主導権があります。なのでこの曲では全然V系畑を経由していないkaorinにV系ギターを入れろと強要し、ギターソロはこうだ!もっとこうなんだ!(偏見)と謎の熱血指導しました。私がやりたいように作った異色作です。

◆kaoruコメント◆
90年台V系がやりたい、というemiの希望によってそれらしいサウンドを出すべく奮戦した曲。急遽アコギも使ったけど、環境が整っていない中の無理やり録音だった。

 

 

05.Shine [4:23] Music&Lyrics:emi Arrangement:kaorin

◆私がいくら作っても飽きないミドルバラードの曲。「月虹」とかと近いテイストです。他の曲と比べても一番シンプルなバンドサウンドですが、サビへの転調がちょっと特殊なので、アレンジをしてもらう段階で色々苦戦しました。曲自体は確かこのアルバムの為に書き下ろしたもの。元々はもう少し違うテイストの歌詞がのっていましたが、全体的に書き直して今の形に落ち着きました。これもダークな曲好き党民の皆様から密かに評価をしていただいています。(私含む)

◆タイトルは「光」ですが、主人公の光に向かって落ちていくので、あまり明るい意味合いではないというのはお察しいただけるかなと思います。月夜は人を狂わせるじゃないけど、衝動的なシーンを描写しているので詳細なストーリーとかは説くなりません。この曲もかなり終盤にレコーディングしていた関係で、若干声が掠れ気味なのですが、それはそれで良い味出してくれていると信じたい。ABはすんなり歌えたのとは対象的に、テンポもスローで音符が長めなので、ラスサビなんかは結構いっぱい息吸えないときつくて、これまた納得いくように歌ってたらそれなりにお時間がかかりました。

◆kaoruコメント◆
えみから貰ったメロディーに他パートを肉付けしていってできた曲。これはたしか初めにもらった仮歌で歌ってた仮詞から完成バージョンまでに大きな変更があったように記憶しているがいかがか?シンプルなメタルコア風アレンジからちょっとゴシックメタルライクなスタイルも入ってる曲。

 

 

06.Still and all [4:02] Music&Lyrics:emi Arrangement:kaorin

◆私作曲のバラード。「i do」とか「Scarborough Fair」「シャリオン」みたいなテイストの曲を創りたくて書きました。この曲はRelease hallucinationで書いた自分の作品の中で、一番デモと変化が少ない曲なように思います。どの程度アレンジした状態でkaorinに渡すか、曲によって異なりますが、この曲はかなり詳細に作りこんで渡しています。おかげで楽曲イメージの共有も早くて、出来上がりも面白い作品になりました。構成もちょっと特殊で、意図的に尺も短く、不思議な印象に仕上がっています。アルバムの中でも転換的というか、回想っぽいというか…少し違った毛色を目指しました。

◆タイトルの意味は直訳すると「それにもかかわらず」。ストーリーを明示していませんが、SF的な世界観で、例えばソフトをアンインストールしたりするように、自分を自分の意思で消すことが出来るようになる。自分が失われて新しい自分になる。そういう瞬間の感覚を描写しています。自分で選択したことだけれど、もう二度と今の自分には戻れない。流れ込んでくる新しい自分を受け入れる…それらはどんな気持ちかな、と。主人公は過去から解放されますが、新しい自分には新しい悪夢が待っているのかも。そんな感じで次の曲への繋ぎにもなっています。歌については、もっと私に表現力があればぁぁぁと、今でも少し思いますね。あとこの曲ではkaorinがGt弾いていません。ギタリストなのに。ピアノを弾けィ!って言ってピアノを弾かせました。(鬼

◆kaoruコメント◆
自分の色が薄いからか単純にアルバムの中で一番好き。エレクトロニカなのか日本風R&Bなのか、そのへんのイメージは割りとふわっとしたまま作っていった。芸術性って意味では構築美を重視した曲が好きだけど、普通に聴くならこういうしっとりした可愛い曲がいい。

 

 

07.The Night Before Halation [86:32] All Music:kaorin Lyrics:emi

◆2014年の夏コミでイベント限定配布をしたSingle『The Night Before Halation』のアルバム版です。(元々アルバムからの先行シングルとしての配布でした。)『Dolls/Despairing sigh』とは異なり、全編ではなく一部を録りなおして収録しています。こちらもFateに並び人気があるドラマティックな楽曲。

◆曰くつきの「The Night Before Halation」さん。この曲はアルバム収録にあたり、Aメロのテンポが微妙に変わっています。一度完成させた曲を微妙にテンポ変えて歌うっていうのが、結構難しくて苦戦しまくった記憶。タイトル聞くだけであの収録の日々がNightmare Outbreakです。(謎)サビなんかは感情の赴くままにぶわーっと歌っているのですが、結果的にkaorinも気に入ってくれているようで。最終的にエンディング曲に据えられましたが、オープニングでも悪くないかなと個人的には考えていました。Dollsと共にアルバムの核となる曲で、人間の葛藤を歌っています。Release hallucinationらしいというか、聴いてくださる皆様の想像に委ねる、明確な結末のない歌詞になっています。私は映画もバッドエンド割りと好き派なので、これは実は悪夢の始まりに過ぎなくて、またFate、そしてDollsと、運命の手によって悪夢はループしちゃうんじゃないかなぁって漠然と考えてますが…(笑

◆kaoruコメント◆
これは・・・たしかBメロがほぼディミニッシュコードのみで成り立っていて、それら全体がCセクションに対するドミナントになっているという実験度の高い曲。不協和度の高さに自分で影響を受けたのか、いつにもまして全体的にヴォーカルメロディーもダーク。


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