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Release hallucination emiのあれとかこれとか

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1st Single 『Dystopia』

Release hallucinationによる1st Single『Dystopia』
非理想郷をテーマに、極端な管理社会での葛藤を描いたプログレッシブ・メタルナンバー
『Dystopia』他、『Dysmnesia』『Swallow the fear』を含む3曲を収録。
(2012.12.31 release./Illustration:360)
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甘くて腐った平和が 崩れる音がした…さよならDystopia

01.Dystopia [7:11] All Music:kaorin Lyrics:emi

◆『Dystopia(非理想郷)』がテーマのタイトルトラック。
最近では、初めてRelease hallucinationを聴くならこの曲!と言ってくださる方も多いです。客観視は難しいのですが、私たちの音楽性を象徴する作品なのかもしれません。尺は7分少々と、私たちの楽曲ではわりとよくある長さですが、一般的には少し長めです。「Dystopia」は間奏部分が特にドラマティックで、理想郷と非理想郷が混ざり合うイメージの、面白い作りになっていると思います。

◆元々ドラマティックな展開の楽曲だったので、非日常的なテーマで書いたほうが面白いなと考えました。
以前から書いてみたいテーマの1つだった「Dystopia」を組み合わせ、その上で何を書こうか考えたときに、思いついたのが通常とは違う形で生まれてきた主人公の葛藤でした。自分がもし許されない存在だったとしても、生きたいと願うだろうなぁ…みたいな所から出来たのがこのストーリーです。この歌詞の主人公が住む世界には”同じ姿形の自分達”がいます。ある時、”抜け殻”となり捨てられる自分をみて、今まで平和な楽園だと信じていた場所は、「支配された箱庭」なのだと気づいてしまいます。主人公は、自分という存在に苦悩しながらも、”理想郷”を後にする道を選ぶという内容です。偽りの楽園を後にして主人公は自由を得ますが、果たして主人公は幸せになれたのでしょうか。(自由を手に入れることが幸せとは限らないし、生きること=幸せとも限らないのではないか、と思うので。)主人公のその後は、聴いてくださる方のご想像にお任せしたいと思います。(笑
主人公はまだ幼さの残る少女のイメージだったので、他の2曲に比べて気持ち上向きな声で歌っています。力強さよりは少し儚さや、無垢な感じを目指しました。(でもちゃんと芯がある感じで。)

◆kaoruコメント◆
CubaseからStudio OneにDAWを変えて、使い方を覚えようとしているうちに原型は出来上がっていた曲。たしか1コーラス半くらいをemiに渡して、2コーラス分の歌詞をemiから貰って、その後数回のやり取りを経て完成したように思う。サビに入るところでリズムチェンジとキーチェンジが同時におきるので、その部分の接続が特徴的。中間セクションにこの曲唯一のメジャーキーが出て来るのは、歌詞のイメージに影響をうけて出てきたアイディアだったことは鮮明に覚えている。

 

02.Dysmnesia [5:29] All Music:kaorin Lyrics:emi

◆「Dystopia」と「Dysmnesia」どちらをタイトルトラックに据えようか二人でかなり悩みました。
軍配は「Dystopia」にあがりましたが、聴いてくださる皆様からは負けず劣らずの人気があるようで嬉しい限りです。実際はこのSingleの前に『Dolls』という無料配布作品があり、そこからドラマティックに進化したのが「Dystopia」、メタルサウンドを取り入れたPOPSに寄せたのが「Dysmnesia」という感じでしょうか。

◆「Dystopia」とは対照的に、この歌詞には詳細なストーリー設定はありません。もっと1つの事柄にフォーカスした心理描写が出来たらいいなと思い、「もし突然記憶を失ったらどう感じるだろうか。」「周りが覚えている自分が、おおよそ自分とは思えないような人間像だったらどう思うのか。」という想像で書きました。ただ、この設定は然程重要ではないので、例えば他人からの評価とかレッテルとか。他人がイメージする自分と、実際の自分が剥離していく気持ちを、聴いてくださる方なりに共感できる出来事に当てはめていただきたいと思います。サビで雪というワードが出てきますが、丁度この歌詞を書いたのは12月の寒い時期でした。静けさや寒さが雰囲気に合うなと思って組み合わせてみました。当時は意識していませんでしたが、私の声も「冬っぽい」と言っていただくことが多いので、相乗効果で思わぬ冬っぽさが醸せたような気がしなくもないです。冬というわりに結構パワフルに好き勝手に歌いました。「Dystopia」はちょっと綺麗めに歌ってみたので、その反動です。ちなみに「Dysmnesia」は、記憶障害という意味。

◆kaoruコメント◆
疾走曲。「Dystopia」が結果的にひねったタイプの曲になったので、シンプルなものも作ろうということで、わりとさらっと書いた曲。一般的な2コーラス半の形式に沿った作りで、特に形式やコード進行に関して特筆点はないと思うけど、特にサビはemiの声質にあった良いメロディーがかけたと思う。イントロに変拍子はあったかも。とはいえそれも、なんとなくギターで弾いたものをそのまま使っているので複雑に計算して作った曲ではないかな。

 

03.Swallow the fear [4:22] Music&Lyrics:emi Arrangement:kaorin

◆Release hallucinationのメンバーは2名とも作曲をするので、どちらがメインで書くかによって曲の毛色が異なります。そのような理由で、このシングルの中では少々異彩を放っているのが3曲目の「Swallow the fear」です。サウンドは重めのメタルで統一していますが、元々ロック寄りな作りでメロもシンプル。

◆歌詞もなかなか変わっていて、老年の男性が主人公です。
(ショーン・コネリーみたいなダンディなおじいちゃんを想像してほしい。)←大事
タイトルは「恐怖を飲みくだせ」的な意味でつけています。ここでは恐怖=加齢により忍び寄る「死」を指しています。死に怯えておとなしく暮らすより、恐怖は飲みくだし、現実に目を背けず強く生きよう。みたいなお話です。以前、努めていたお店で出会った大変ダンディなお客様の言葉からヒントを得て書きました。歌物の歌詞は、応援歌や恋愛をテーマにしたものがとても多いので、リリハルではどうせなら、人と違った切り口の歌詞を書きたいなと、常々思っています。その一環というかなんというか。歌も、かっこいいご老体が主人公なので落ち着いた感じというか、メロ自体も低音を多用してそれっぽさを醸してみました。

◆kaoruコメント◆
記憶が曖昧でこの曲だったかどうか怪しいけど、emiの書いてきたメロディーの一部がメロディックマイナーかなにかになってて、その部分の和声づけに苦労したような気がする。あまり綺麗すぎてもわざとらしいし、突飛な感じにして悪目立ちしてもよくないし、アレンジ全体との兼ね合いを考えて、上手くフィットするものをいろいろ試行錯誤した。ような気がする。


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